モルタル・スモールハウスの製作について

私たちの「モルタル・スモールハウス」製作プロセスについて

私たちのホームページを訪問していただき、ありがとうございます。
モルタル・スモールハウスに馴染みがない方のために、私たちの作品がどのように作られていくかを、
概略ですがご説明します。

1.題材を集めます。

私たち独自の発想による物を作る場合は、お互いの頭の中にあるイメージを紙に描きながら
具体化していきます。
実在する建物を再現する場合は、可能な限りあらゆる方向からの写真を集めます。
現地へ行けないときは、ネットを利用してできるだけ多くの写真を集めます。
上空からの写真があると、建物全体の形がわかります。
どうしても不明な部分は、自分の想像で補います。

2.設計図を描きます。

まず、設計図の元になる概略のスケッチをします。

作品を飾る場所を想定して、形や大きさ、色も決めていきます。
どの部分にこだわって作るか、何を省略するかはこの工程で決まって来ます。

次に、原寸大の設計図を描きます。

通常は、前・横・後からの立面図と平面図を描きます。
設計図は、現実の家の間取りなどを想定しながら、辻褄が合うように、ミリ単位で行います。
窓やドア、煙突の大きさ・位置や屋根の傾き等を細かく調整し書き込みます。
屋根のスレートや煙突の煉瓦のサイズなども、ここで検討しておきます。
縮尺率は、1/30 から 1/35 で作っています。

3.建物の芯になるベースを作ります。

設計図に基づいて、建物の芯になるベースを作ります。
この段階で、ほぼ建物の形が出来上がります。
芯になる素材には、べニア板(ラスカット)やスターイロフォーム、金属メッシュ等、
其々の部位に相応しいものを適宜使います。

4.窓やドア等の小物を作ります。

ドアや窓、看板などの小物部品も、作品が出来上がった時のイメージを決める重要な要素です。
どんな素材を使うか、どのような精密さで作るかを考えて、縮尺率に合わせて作っていきます。
一棟の家で20個くらいある窓を、繊細な木工細工等で仕上げます。

5.モルタルを使って彫刻します。

建物の芯にモルタルを塗り、乾燥するまでの間に石やスレート瓦などの形を彫り出します。
藁屋根や石壁、煉瓦、ハーフティンバーなども表現します。
彫刻のための小さなコテやピックなどは、使いやすい様に手作りします。

6.彩色をします。

アクリル絵の具などを使って彩色します。
イメージ通りの年代感が出るよう、色を重ねていきます。

7.小物部品や付属部材を設置します。

窓やドアなどを設置します。(場合によっては、モルタル彫刻をする前に設置することもあります。)
地面に草を植えたり、カーポートや郵便受け、看板、風見鶏などのアイテムを設置します。

8.製作期間

作品の大小や細かさなどにより様々ですが、長いものでは1年くらいかかるものもあります。
モルタル彫刻作品集

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